2016年 12球団ドラフト採点@週刊ベースボール

採点 チーム 収穫 誤算
100 ソフトバンク 補強ポイントに合致した指名 特になし
90 中日 指名順位を活用 外野手に一抹の不安
90 ロッテ 即戦力投手を複数獲得 バランス欠く投手偏重
85 阪神 課題部門の強化に成功 佐々木を単独指名できたかも!?
85 西武 バランスに良い指名 先発左腕獲得ならず
85 オリックス 即戦力投手の獲得成功 長距離砲の獲得ならず
70 楽天 コマ不足解消へ投手8人 競合回避は正解?
70 広島 堅実に弱点を補強 クジ引きで3連敗
69 ヤクルト 寺島の一本釣り成功 強打の外野手の補強なし
65 DeNA バランスよく補強 クジで大本命を外す
50 読売 坂本勇人の相棒を獲得 スター候補の右腕を逃がす
50 日本ハム 3人の左腕投手を指名 大本命をクジで逃す

 

課題のあるポイントを十分に備えたドラフトとなった。

1位指名の大山悠輔(白鴎大)は内野手で右の大砲候補。

今季若手育成を行うも伸び悩みが見られたこともあり、野手を最優先課題として一本釣りに成功し、競わせる。

また、藤浪晋太郎後の高卒投手が昨年の望月惇志のみ。

藤浪世代の投手を育てるため2人を指名。

さらに2年連続で大卒捕手を指名し、正捕手争いを強化するなど、課題部門を積極的に補強できた。

(週刊ベースボール 2017/11/7号)

 

 

スポーツ紙やネットを見る限り、阪神のドラフト評価は最下位に近いのに、

週刊ベースボールでは、かなり高いのは、興味深い。

 

昨年ドラフトでは、4位以下の期待は高くないので

2位、3位指名が気になり、一年たってもやはり、疑問は残ったまま。

 

今年の指名については、投手が豊富だったためか、

どのチームでも活躍しそうな投手が多そうに感じられる・・・。

 

が、今季の指名は、ドラ1に疑問が・・・・。

来年の今頃、大山、小野がともに成績を残していれば、成功、

そうでなければ、疑問が残ったままになる。

 

PS) ドラフト最下位指名の藤谷が、日本選手権一回戦でJFE西日本を完封したとか。

 

2016年阪神ドラフト指名選手(動画)

1位

大山悠輔 (おおやま ゆうすけ)

内野手  白鴎大  181センチ 84キロ 右投右打 つくば秀英高出身

 

2位

小野泰己 (おの たいき)

投手  富士大  183センチ 73キロ 右投右打 折尾愛真高出身

 

3位

才木浩人 (さいき ひろと)

投手  須磨翔風  187センチ 79キロ 右投右打

 

4位

浜地真澄 (はまち ますみ)

投手  福岡大大濠  184センチ 88キロ 右投右打


5位

糸原健斗 (いとはら けんと)

内野手  JX-ENEOS  175センチ 80キロ 右投左打   開星高-明大出身

 

6位

福永春吾 (ふくなが しゅんご)

投手  独立L徳島  185センチ 90キロ 右投左打  クラーク-関西高出身

 

7位

長坂拳弥 (ながさか けんや)

捕手  東北福祉大  175センチ 75キロ 右投右打  高崎健康福祉大高崎高出身


8位

藤谷洸介 (ふじたに こうすけ)

投手 パナソニック 194センチ 90キロ 右投右打 周防大島高出身